『Calciomercato』は11日、「フィオレンティーナのクロアチア代表FWニコラ・カリニッチは、ミランへの移籍に合意した」と報じた。

冬のマーケットで中国への移籍を断ったというカリニッチ。フィオレンティーナへの愛を明かしていたが、彼は今回ミランへの移籍に合意したという。

当初狙っていたアルバロ・モラタがマンチェスター・ユナイテッドに接近し、アンドレア・ベロッティは高額すぎるということで、ミランにとっては3番手のオプションになった。

カリニッチは250万ユーロ(およそ3.1億円)の年俸+ボーナスという条件に合意し、ミラン入りには前向きだとのこと。

なお、クラブ間ではまだ移籍金の交渉が続けられており、フィオレンティーナは3000万ユーロ(およそ36.8億円)、ミランは2000万ユーロ(およそ24.5億円)を提示している様子だ。

そしてFWという点ではもう1人、ミランはFCポルトの若手FWアンドレ・シウヴァの獲得にも向かっているという。

昨季ポルトガルリーグで21得点を決めた21歳のアンドレ・シウヴァ。ミランは彼の獲得に向けて3600万ユーロ(およそ36.8億円)の移籍金を提示したという。

ただ代理人のジョルジュ・メンデス氏はまだそれに合意してはおらず、競合しているゼニト・サンクトペテルブルクのオファーを待っているようだ。

さらに、やや混沌としていたDFアンドレア・コンティの交渉にも進展があったようだ。

アタランタ側は2800万ユーロ(およそ34.4億円)を求めており、ミランは2000万ユーロ(およそ24.5億円)しかオファーを送っていないといわれてきた。

しかしここに来てミランはFWジャンルーカ・ラパドゥーラを提供するという条件を提示し、移籍金を引き下げる準備ができているという。

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