かつて大宮アルディージャ、清水エスパルス、名古屋グランパスでもプレーしたスロベニア代表FWミリヴォイェ・ノヴァコヴィッチ。

彼は昨年から母国の強豪マリボルでプレーしてきたが、今季限りで現役から引退することになるようだ。

マリボルが「キャリアを続けない見込み」と発表した。

ノヴァコヴィッチは1979年生まれの38歳。190cmを超える長身ながら万能性を備えたアタッカーとして、ケルンなどで活躍した。スロベニア代表としても、歴代6位の出場数(79試合)、歴代2位となる得点数(31ゴール)を記録している。

そのノヴァコヴィッチは今月のワールドカップ予選に向けたスロベニア代表のメンバーにも招集されていた。『Slovenskenovice』によれば、日曜に行われるマルタ戦が現役最後の試合になるという。

試合前日の会見でこう述べたそうだ。

ミリヴォイェ・ノヴァコヴィッチ

「代表とプロのキャリアを終える時だ。明日が代表でのラストゲームになるだろう。

家族、そして代表にも感謝したい。代表チームでプレーすることは名誉だった。

自分にとって人生の新たなステップになる。

終わりを決めることは厳しいものだった。でも家族とともに決めたんだ。なので、子供や妻にお返しがしたい。

将来についてのプランはない。次にやることを見定めるよ。

(地元での代表戦で)チームにお別れを言えたらいいね。スロベニアに多くのことを注いできた。でも何よりも大事なのは勝点3さ」

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