かつて大宮アルディージャ、清水エスパルス、名古屋グランパスでもプレーしたスロベニア代表FWミリヴォイェ・ノヴァコヴィッチ。
彼は昨年から母国の強豪マリボルでプレーしてきたが、今季限りで現役から引退することになるようだ。
Nova, hvala za zmagovite trenutke. Odšel kot prvak, ostal kot del vijol'čne družine. #MiSkupajEnoSmo pic.twitter.com/ubc3kHePp1
— NK Maribor (@nkmaribor) 2017年6月9日
マリボルが「キャリアを続けない見込み」と発表した。
ノヴァコヴィッチは1979年生まれの38歳。190cmを超える長身ながら万能性を備えたアタッカーとして、ケルンなどで活躍した。スロベニア代表としても、歴代6位の出場数(79試合)、歴代2位となる得点数(31ゴール)を記録している。
そのノヴァコヴィッチは今月のワールドカップ予選に向けたスロベニア代表のメンバーにも招集されていた。『Slovenskenovice』によれば、日曜に行われるマルタ戦が現役最後の試合になるという。
試合前日の会見でこう述べたそうだ。
ミリヴォイェ・ノヴァコヴィッチ
「代表とプロのキャリアを終える時だ。明日が代表でのラストゲームになるだろう。
家族、そして代表にも感謝したい。代表チームでプレーすることは名誉だった。
自分にとって人生の新たなステップになる。
終わりを決めることは厳しいものだった。でも家族とともに決めたんだ。なので、子供や妻にお返しがしたい。
将来についてのプランはない。次にやることを見定めるよ。
(地元での代表戦で)チームにお別れを言えたらいいね。スロベニアに多くのことを注いできた。でも何よりも大事なのは勝点3さ」