佳境を迎えるU-20ワールドカップ。8日に行われた準決勝のウルグアイ対ベネズエラは、劇的な展開となった。
先制したのはウルグアイだ。後半始まってすぐにPKを獲得し、主将のニコラス・デ・ラ・クルスがこれを冷静に決める。
この1点で堅守のウルグアイが逃げ切るかに思われた。しかし、後半アディショナルタイム、ベネズエラはサムエル・ソサがフリーキックを決めて土壇場で同点に!
#U20WC | END OF 90 MINS
🇺🇾URU 1-1 VEN🇻🇪
Samuel Sosa scores FK in injury time after De La Cruz's penalty to send semi-final into extra-time! pic.twitter.com/5MDHd6T7O5
— FIFA.com (@FIFAcom) 2017年6月8日
試合は延長戦でも決着がつかず、『ABBA』方式のPK戦へ。ともに1人が外して迎えた5人目は、両チームの主将同士がキッカーとなったが、ここで明暗が分かれた。
ベネズエラはヤンヘル・エレーラがしっかり決めたのに対し、ウルグアイは試合中にはPKで先制点を決めたデ・ラ・クルスが相手GKウイケル・ファリニェスに防がれ勝負あり。
日本を倒した両者による南米勢対決はベネズエラが熱戦を制し、男女を通じて史上初めてFIFAの国際大会で決勝進出を決めた。
#U20WC | FT
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Venezuela win on penalties & advance to first-ever U-20 World Cup final pic.twitter.com/P0hCdWfxre
— FIFA.com (@FIFAcom) 2017年6月8日
残り数分を守り切れず、まさかの敗退となったウルグアイ。今年のU-20南米選手権を制した時もベネズエラには0-3で敗れており、再び苦杯を舐めることとなった。