先日行われたUEFAチャンピオンズリーグの決勝戦。
12試合でわずか3失点と鉄壁のディフェンスを誇っていたユヴェントスだったが、レアル・マドリーにこの試合だけで4ゴールを許してしまい、1995-96シーズン以来となるビッグイヤーの獲得はならなかった。
«Orgogliosi della nostra stagione». Le parole del Presidente Agnelli: https://t.co/VxIArVVQE7 #UCLFinal pic.twitter.com/mbVw1KzNgG
— JuventusFC (@juventusfc) 2017年6月3日
そんなこのゲームでユーヴェのゴールマウスを守っていたのは、もちろんジャンルイージ・ブッフォンだ。
39歳になった現在も世界最高クラスのパフォーマンスを披露し続けており、自身初となるCL制覇をかけこの一戦に臨んだのだが、その夢はまたしても来年以降にお預けとなった。
ユヴェントスで前人未到の6連覇を果たし、2006年にはイタリア代表としてワールドカップ優勝も経験しているブッフォン。しかし、どういうわけかUEFA主催コンペティションにはとことん縁がない。
2002-03 UEFAチャンピオンズリーグ
→準優勝(ユヴェントス)
2014-15 UEFAチャンピオンズリーグ
→準優勝(ユヴェントス)
2016-17 UEFAチャンピオンズリーグ
→準優勝(ユヴェントス)
EURO2012
→準優勝(イタリア代表)
CLとEUROという世界最高峰の大会で計4度もファイナルに進みながら、その全てで敗れているのだ。この相性は呪われているレベル…。
イタリア代表でU-21欧州選手権を(1996年)、パルマでUEFAカップを(1998-99シーズン)制しているブッフォンだが、それらのタイトルはCLやEUROと比較するのは少々無茶である。ブッフォンが欧州の主要大会でカップを掲げる日はやって来るのだろうか?
ちなみに、ブッフォンとは対照的にUEFA主催コンペティションにとことん強い選手の一人がセルヒオ・ラモスだ。
セルヒオ・ラモスはレアル・マドリーでCLを3度、スペイン代表としてEUROを2度制覇しており、決勝戦に進んだ場合は5戦5勝となんと負け無し!
他にもマドリーでUEFAスーパーカップを2度獲得し、2004年に行われたU-19欧州選手権でも優勝するなど「決勝」という舞台に驚異的な強さを見せている。