スイスの国内リーグは2日に最終節が一斉開催され、今シーズンの幕を閉じた。
リーグを制したのは過去に中田浩二、柿谷曜一朗(現C大阪)が在籍したFCバーゼル。開幕から一度も首位を譲らず、通算では20度目となる8連覇と、カップ戦の2冠を達成した。
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— FC Basel 1893 EN (@FC_Basel_en) 2017年6月2日
2位には久保裕也(現ゲント)が今冬まで所属したヤングボーイズが入り、この2チームが来季のCL出場権を獲得。リヒテンシュタインを拠点とするFCファドゥーツが最下位で2部降格となっている。
そして、得点王に輝いたのはこの男!
無名時代に柏レイソル、徳島ヴォルティスでプレーした元コートジボワール代表のセイドゥ・ドゥンビアだ。
Jとスイスを経て長くCSKAモスクワでエースとして活躍したドゥンビアだが、ローマ、ニューカッスルで結果を残せず、今季バーゼルに加入し、スイスリーグに復帰していた。
シーズン中は控えに回ることもあったが、残り3試合で6ゴールを荒稼ぎをすると、20ゴールで見事に単独得点王に輝いた。
ドゥンビアはスイス、ロシアで2度ずつ得点王を獲得しており、これで通算5度目の得点王に。Jから育った選手が決してレベルの低くない欧州の舞台で、こうして結果を残しているのは誇らしいものだ。
なお、バーゼルにはローマからのローン加入だが、バーゼルは買い取りオプションを行使しないとも伝えられている。移籍先としてバレンシアも候補に挙がっているが、来季はどこでプレーすることになるのだろうか。