『Gazzetta dello Sport』は「今夏ローマから古巣のCSKAモスクワに復帰したコートジボワール代表FWセイドゥ・ドゥンビアは、イタリアに行ったことは大きな間違いだったと話した」と報じた。
今年1月にローマと3年の契約を結んだドゥンビアであるが、アフリカネイションズカップでの離脱、そして合流後の不調に加え、インテル戦ではウォームアップをサボっていたとしてファンからの支持も失った。今夏古巣にレンタルの形で復帰した。
イタリアでは全くと言っていいほど力を発揮できなかったものの、ロシアに戻ってからは調子を戻し、本来のドゥンビアが帰ってきている。
『Jeune Afrique』のインタビューに答えた彼は、ローマのファンが歓迎してくれなかったこと、監督によって準備が出来ていない段階で起用されたことが問題だったと話し、もうイタリアには戻らないと宣言した。
セイドゥ・ドゥンビア
「僕はイタリアに戻ることを想像することが出来ないよ。もちろん、まだ僕は2年半ローマとの契約を残している。しかし、何らかの合意が得られると考えている。
それは自分にとって完全な過ちだった。ファンは最初の試合からブーイングしてきたし、僕がチームを離れるまで止まることはなかった。
ルディ・ガルシア監督は、僕がアフリカネイションズカップから帰ってきたばかりの状況であるにもかかわらず試合に起用した。僕はまだ準備が出来ていなかったというのに。
僕がロシアを離れたのは、他の国のチャンピオンシップに進出するタイミングだと思っていたからだ。僕はイングランドに行くこともできた。
しかし、僕はローマを選んだ。監督がフランス人だし、友人であるジェルヴィーニョもあそこにいたからね。
これについては上手くいかなかった。しかし、いつの日か僕はまた大きなリーグでプレーできるチャンスを得ることになるだろう。
モスクワに戻ることは自分にとってベストな解決策だった。僕はこのクラブも、そしてロシアのサッカーもよく知っている。
僕はプレーしたい。そして代表チームに招集され続けたい。ロシアから離れて6ヶ月で戻ってきたわけだが、そんな日などなかったかのように思っている」