スペイン、ドイツ、タイ、ラオスと様々な国のリーグを体験している能登選手ですが、言葉も通じないような新たな環境でその場に馴染むためにやっていること、意識していることはありますか??

スペインに行ったときは、正直なところ、「グラシア」と「数字の1~10」までしか話せませんでした。

でも、言葉が喋れずに自分を表現できないままじゃ、何をしても海外では“人”として認められません。

外国に渡り、私生活から揉まれているうちに“自分”というものが段々と出来てきて、自然にハキハキとモノを伝えられる様になった感じですかね。

今でも思うことですが、言葉は強力な武器になります。

たとえ、その使い方が分からなくても、間違っていたとしても、自分が何を考えているのかを伝えようとすることが一番大切です。

と、そんなことを考えていたら、いつの間にか誰とでも仲良くやれるようにもなってました(笑)

ぶっちゃけ、インドネシアリーグって分かりやすくいうとどのくらいのレベルなんですか?

「決してレベルは高くない」と言ってしまえば一言で終わってしまいますが、どこの国であっても結果を出すことは難しいです。

そして、「この国のほうが自分に合うかもしれない」っていうのも選手それぞれの感覚で違うので、正直、リーグのレベルを比較することも難しいです。

なんというか…やはり、“行ったヤツ”にしかわからないんですよ(笑)

例え話でいうと、旅行と似たような感じですかね。「あの国は二度と行きたくない」って言う人もいれば、「もうずっと住みたい」って言う人がいたりするわけで。

と、答えてみたものの、自分でこれが答えになっているのか分からなくなったり…僕の正直な感想はこんなところです。


vol.2もお楽しみにー。

【Qolyインタビュー】パリ五輪出場の東京ヴェルディMF山田楓喜、トッテナムのクルゼフスキを「自分の究極系」と語るワケ

大谷翔平より稼ぐ5人のサッカー選手