『Sportitalia』は25日、「イタリア・セリエAのインテルは、レアル・マドリーからMFハメス・ロドリゲス、DFペペの一挙獲得に近づいている」と報じた。
今季開幕前に中国の巨大企業蘇寧グループに買収されたインテル。ファイナンシャル・フェアプレー制度には苦しめられているが、資金力は非常に大きいと言われている。
だが、先日は中国政府が資本の海外流出への規制を緩和するという報道もあり、さらなる投資が行われる可能性が示唆されている。
そして今回『Sportitalia』が伝えたところによれば、インテルはなんとレアル・マドリーから上記の大物二人を一挙獲得することに近づいているという。
ジダン監督の下でレギュラーの座を獲得できていないハメス・ロドリゲスは、今夏多くのビッグクラブに狙われていると言われるが、契約が2020年まで残っているため価格が高い。
一方、ペペは今季限りでレアル・マドリーとの契約が満了となるため、個人間で合意が出来れば移籍金はかからない。
この両者とインテルとの会談は既にかなり高度な段階まで進んでいるというのである。
ハメス・ロドリゲスとペペは同じジョルジュ・メンデス代理人の顧客。そして、そのジョルジュ・メンデスは中国との関係が深い。
中国ともっとも関係が深い欧州のクラブといえばやはりインテル…ということを考えれば、この話が出るのは自然な流れなのかもしれない。