『Sky Italia』など各メディアは19日、「元インテル監督のロベルト・マンチーニ氏は、自分であればトップ3には入れたと話した」と報じた。

今季開幕前に中国の大企業蘇寧グループに買収されたインテル。その後突如マンチーニ監督は解任され、フランク・デ・ブール氏が招聘された。

しかし成績は芳しくないものとなり、デ・ブール氏も解任。迎えられたステファノ・ピオーリ監督も、結局終盤になって解雇されている。

既にチャンピオンズリーグだけでなくヨーロッパリーグの出場権も失っており、大きな期待に応えられないシーズンとなった。

マンチーニ監督はインテルについて以下のように話し、自分ならば少なくともトップ3で終わることが出来たと語った。

ロベルト・マンチーニ

(今ローマと契約するのではないかという噂があるね?)

「彼らは他の誰かにアプローチすると思うよ。選手時代にはローマに行くチャンスがあったけどね。

私はローマに何のわだかまりもない。彼らを尊重しているし、彼らも私を尊重してくれている。選手としての私にもそうだったね。

ただ、私はローマのいかなる責任者とも会ったことがないんだ。私はむしろ国外でのキャリアを好むよ。違った冒険がしたい。新しい文化の中でね。ブンデスリーガで仕事をしたいな。

(インテルに戻る可能性はある?)

「あそこには、もはや前進できるような基盤はない。私は彼等と話したが、全く理解してくれなかった。

自分には尊厳がある。彼らがやっていたことを受け入れられなかった。

現在のオーナーは、私に3年の契約を提供してきたが、そこには混乱があった。誰と話すべきなのかがさっぱり分からなかった。チームを運営するのは難しかったよ。

選手たちは素晴らしい仕事をしていたので残念だ。今季、少なくともトップ3には入れていたはずだ。インテルの選手は皆よくやっていたよ」

【厳選Qoly】東南アジア最強を決める三菱電機カップで日本出身選手が躍動!活躍する日本出身の5選手を紹介