『Tuttosport』は19日、「インテルは、アントニオ・コンテ監督を招聘するため、ラジャ・ナインゴランの獲得を検討している」と報じた。
昨年夏、ローマからチェルシーに移籍する可能性が高いと言われていたナインゴラン。結局彼はローマに残留し、トップ下にコンバートされ今季大活躍を見せることとなった。
しかし、アントニオ・コンテ監督は彼の獲得を現在でも諦めずに熱望していると言われているのだ。そこでインテルは先んじてナインゴランを獲得することによってコンテ監督を説得しようというプランがあるという。
ローマは今夏ファイナンシャル・フェアプレー制度の条件をクリアするために5000〜6000万ユーロ(およそ61.9~74.3億円)分は資金を調達する必要があると言われている。それを利用してインテルはナインゴランの獲得を打診すると共に、エベル・バネガを譲渡するという条件まで提示できるという。
例えアントニオ・コンテ監督が引き抜けなくても、ナインゴランの獲得は大きな強みとなる。インテルのオーナーである蘇寧グループはそれを目指して現在動いており、ナインゴランにはかなりの条件を提示する可能性もあるとのことだ。
ただ、当のコンテ監督は「家族がイングランドに来る予定だ」と明かしており、来季もチェルシーを率いる気まんまんである。
しかし『Sunday Express』によれば、インテルはそれを説得するためになんと年間2300万ユーロ(およそ28.5億円)というとんでもない給与を提示する準備があるとのこと。
蘇寧グループの資金力は「クリスティアーノ・ロナウドも買える」とアウジリオSDが言うほどであるらしい。彼らは本気で大枚を叩いてくるのだろうか?