カルステン・ルンプ(アーミニア・ビーレフェルト コーチ)

「OK、みんな!よく聞いてくれ!

2万5000人もの人が感情を爆発させるためにおまえ達を待っている。

2万5000人もの人が、チームが上手く行って花火のように弾けられるよう神に祈っている。

しかし、私にとってはもっと大切なものがある。

家に帰れば、おまえ達はここで起きたことをどんな時でも妻、子供、恋人と一緒に忘れることができる。

ここで起きたことの全ては、そこに行けば捨て去ることができるんだ。 彼女たちはどんな時でもおまえ達のためにいる。

彼女たちは毎日家で待っている。

今日、彼女たちは観客席に座っていて、他の観客と同じように、おまえ達が花火のように弾けられることを神に祈っているんだ」

ルンプは「爆発する」や「弾ける」を意味する単語を用いつつ、選手たちに全力でプレーするよう説得。

するとビーレフェルトはこの試合に6-0と大勝!まさにルンプが鼓舞した通りの結果となり、ビーレフェルトは残留圏内となる15位に浮上したという。

もしもビーレフェルトが残留に成功すれば、これは伝説のスピーチとして後世に語り継がれるはず…。ビーレフェルトは最終節、アウェイで5位につけるディナモ・ドレスデンと対戦する。

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