ファイナリストが決定した今シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ。

その組み合わせは19年前と同じカード、ユヴェントス対レアル・マドリーになった。

ここまで3失点のユヴェントスに対し、マドリーはなんと32得点。まさに「ほこ×たて」な対決であり、ユーヴェDFとマドリーFWの愛称はいずれも"BBC"である。なんだかいろんな縁を感じてしまう。

世界中のフットボーラーが憧れるそんなCLのタイトルだが、意外にも手にすることができていない大物選手が存在する。

今回は、現役選手の中からそうしたプレーヤーを5人紹介しよう。

1. ズラタン・イブラヒモヴィッチ

生年月日:1981/10/03 (35歳)
所属クラブ:マンチェスター・ユナイテッド(ENG)
ポジション:FW
CLに出場したクラブ:アヤックス、ユヴェントス、インテル、バルセロナ、ミラン、PSG

ビッグイヤーのタイトルに最も縁がないのがこのイブラヒモヴィッチだろう。119試合に出場し48得点をあげるなど圧倒的な成績を収めているのだが、なぜかCLでは勝てない。それどころか決勝トーナメントにも相当相性が悪く、準決勝に進出したのはわずかに一度だけ。ビッグイヤーはおろか、決勝の地すら踏んだことがないという呪われっぷりだ。今季ユナイテッドがELを優勝すればCL出場権を得るわけだが…イブラヒモヴィッチは残留するのだろうか?