―かなり抽象的な質問になってしまうんですけども、この国のU-20の世代は10年、世界の大会に挑めませんでした。今回こういうふうに挑むとなって、内山監督自身の思いとして、この国のサッカーが『上がってきてるな、成長してるな』という実感などもあるんでしょうか?
「(AFC U-19選手権では)世界を目指すベスト8のゲームで4大会連続で敗退して。
昨年はオリンピックのチームも優勝しまして(2016年のAFC U-23選手権で優勝)、U-17も世界の切符を取って(AFC U-16選手権で3位)、我々がアジアのチャンピオンになって。
3カテゴリーが結果を出すというのは、育成年代が間違った方向に行っていた時期に出ることはないと思ってます。
そういったいろんな積み上げのなかで、細部には詰めていかなければいけないところはたくさんあると思うんですけども、今回出る選手に関しては世界の本当に厳しい本気の試合を一つでも多く経験することが、次の東京オリンピックやフル代表に繋がっていくと思いますし。
恐れず、アジアチャンピオンの誇りを持ってアグレッシブに戦いたいなと思っています」
―最後になりますけども監督の方から短く、力強くワールドカップの目標を一言いただいていいですか?
「先ほども言ったように、当然グループステージを突破して。
(アジア予選を勝ち抜いたことで)3試合のゲームは勝ち取ったので。選手にもずっと言い続けていますけども。
とにかく個々の能力というか、選ばれた誇りを持ってそれを活かしながら、チーム力を持ってなんとか突破して、一つでも多くゲームをできて、最後はやる以上は頂点を目指して頑張りたいと思います」