『L’Équipe』など各メディアは19日、「PSGのコートジボワール代表DFセルジュ・オーリエは、マンチェスター・ユナイテッド加入に合意した」と報じた。
セルジュ・アラン・ステファヌ・オーリエは1992年生まれの24歳。RCランスの下部組織で育成され、トゥールーズを経てPSGに移籍したDFである。
もともとはアタッカーであったが右サイドバックとしてデビューを果たし、その後トゥールーズでは3バックのストッパーとしても起用されるなどプレーの幅を広げた。
2014年のワールドカップではコートジボワール代表で鮮烈な活躍を見せ、日本代表戦でも2ゴールを演出して名を上げた。
警官暴行での逮捕など色々なトラブルも多い選手であるが、その一方で昏倒した相手選手を助けるなどの行動でも話題になった。
記事によれば、彼は現在ジョゼ・モウリーニョ監督から直接電話で誘いを受けており、口頭でユナイテッド加入に合意したとのこと。
一方、PSG側は彼に3年の契約延長を提示していると言われており、綱引きが行われているという。
ただ、オーリエは今季ベルギー代表DFトマ・ムニエにレギュラーを奪われているため、チームに残留するかどうかは不透明な状況である。
なお、ユナイテッドに移籍する場合はおそらく2000万ユーロ(およそ23.2億円)程度が必要になると予想される。