『Africanfootball』は「パリ・サンジェルマンのローラン・ブラン監督は、コートジボワール代表DFセルジュ・オーリエのSNS事件にコメントした」と報じた。
16日にチェルシーとのチャンピオンズリーグを戦うことになっていたパリ・サンジェルマン。しかし、今季レギュラーの右サイドバックだったセルジュ・オーリエが月曜日に大きな事件を起こしてしまった。
『ペリスコープ』という動画共有アプリでユーザーからの質問に答える場面を投稿し、その中で「ローラン・ブラン監督はホモ」といった放言をしていたのである。
そのコピーが広く出回ったことで話題になり、クラブは彼との会談の末に謹慎処分を言い渡すことを決定した。
チェルシー戦で大きな戦力を失うことになったローラン・ブラン監督は以下のように話し、SNSでの行動で謝罪に追われることを気の毒に思うと語った。
ローラン・ブラン
「(オーリエのSNS問題については?)
どう反応したか? 非常に酷い。とても酷い話だ。
我々は民主主義を愛している。何か考えるのも、見解を持つのも自由だ。しかし、あの男は……
2年前、私は彼をパリ・サンジェルマンに連れてくることに専念していた。そして、私が見たものはと言えば……感謝ではない? 哀れな話だよ。
私はこれ以上何も言いたくない。なぜなら、私はチェルシーとの試合を語るためにここに来ているのだ。
とはいえ、彼は自分自身を罰した。
彼はチャンピオンズリーグのベスト16に備えていなければならなかった。彼にとっては良くないことだが、私が受け入れられないのは、彼がクラブに損害を与えたということだ。
選手はもう大人だ。望むことをすることが出来るし、その結果を取り扱うことも出来る。しかし、彼はクラブに損害を与えた。彼が投稿したものを通してね。
このような新しい世代のことは知っている。多くの時間を謝罪に費やしていることを、私は気の毒に思っている。
ただ、彼らは謝罪のことを考えるよりは、自分がやったことについて考えていなければならないよ」