2014年W杯での活躍により日本でもその名が知れ渡ったコートジボワール代表DFセルジュ・オーリエ。

その彼が代表戦で相手選手の命を救ったと『BBC』などが伝えている。

W杯予選でマリ代表と対戦したコートジボワール。その試合中にコートジボワールDFラミヌ・コネと激突したマリ代表MFムサ・ドゥンビアが失神してしまったという。直後、オーリエはドゥンビアの舌が気道を塞ぐのを阻止する応急処置を施したそう。

試合後、マリのアラン・ジレス監督も「素晴らしい対応」だったとオーリエに感謝を伝えたとのこと。ジレスは『RMC』に対しこう語った。

アラン・ジレス(マリ代表監督)

「ドゥンビアが窒息しており、舌を飲み込んでいるだろうことを全ての選手が察知した。

その時、オーリエと我が選手のひとりが彼の舌を引き出した。命を失うところだったからね」

相手選手の命を救ったオーリエ。だが、この後チームが2点目のゴールを決めた際に喉をかき切るジェスチャーを観衆に見せたことが物議を醸しているという。なお、試合はホームのコートジボワールが3-1で勝利している。

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