今週ミッドウィークに行われたAFCチャンピオンズリーグのグループステージ第4節。

苦戦を強いられる日本勢が多いなか、ガンバ大阪は江蘇蘇寧に3-0と完敗しグループHの最下位に転落した。

そんなこのゲームの行方を大きく変えたのが、前半3分に生まれた江蘇蘇寧の先制点。G大阪としては完全に出鼻を挫かれてしまったわけだが、この失点は遠藤保仁のミスから生まれた。

ファビオからのパスが遠藤に届くと、これを狙っていたのがシャフタールからやってきたMFアレックス・テイシェイラ。ボールを奪うとスピードを一気に加速させ、ファビオを振り切ってゴールをこじ開けた。

この日、長谷川健太監督は3バックを採用しており、DFに入った三浦弦太と丹羽大輝は左右に大きく開いていた。そのためファビオとしては2人のマーカーがついている遠藤に無理にボールを送る必要はなかった。この失点に関して言えば、遠藤に全ての責任があるわけではない。

しかし、最近の公式戦では遠藤のボールロストから失点したケースが確かに存在するのも事実だ。