『Owngoalnigeria』は30日、「ナイジェリアスポーツ大臣のソロモン・ダラング氏は、議会で選手へのボーナス未払い問題について話した」と報じた。
先日ナイジェリア代表はロンドンに遠征し、セネガルとの国際親善試合を戦った。
その試合は1−1の引き分けに終わっているが、出場した選手たちにはボーナスが支払われる予定となっていた。
そのためにナイジェリアサッカー連盟にはスポンサーから50万ドル(およそ5550万円)が支払われており、その一部が選手へと渡る予定だった。
しかし、ナイジェリアサッカー連盟はその資金を全て宿泊費、移動費、債務返済で全て使ってしまったことから、スポーツ省にボーナスの支払いを求めたという。
それに対してスポーツ大臣のソロモン・ダラング氏はナイジェリア連邦議会において発言し、サッカー連盟に対して50万ドルの使いみちを詳細に明らかにするように通告したという。
昨年のリオ五輪において、深刻な経営難に陥っていることが世界的に有名になったナイジェリア。
最終的にはそれらのボーナスは日本の高須医師による寄付から賄うことに成功しているが、今回もスポンサーからの資金に不透明な動きが疑われているようだ。