『Vanguard』は24日、「ナイジェリア代表の試合が突如配信不可になったことを受けて、担当した会社がユーザーに全額返金する方針を決めた」と報じた。
木曜日にナイジェリア代表チームはロンドンでセネガルとの親善試合を行い、1-1の引き分けに終わった。
この試合はナイジェリアでインターネットサービスを通じてライブ配信される予定で、そのためにEurodata Sportsという会社と契約を結んでいた。
さらにEurodata Sportsはナイジェリアの会社と契約を結び、試合の配信に対しての準備を進めていた。
しかし、試合の直前に技術的な問題が発生したことにより、突如画面は真っ黒になり、ユーザーはプレーの模様を見ることはできなくなった。
これを受けてEurodata Sportsは、予定されていた試合が配信されなかったことに対して自らの落ち度を認めるとともに、加入していたユーザーに返金を行うことを発表したという。
ハイロ・パチョン(Eurodata Sports、FIFA公式マッチコミッショナー)
「我々はナイジェリアサッカーの世界中のファンに最大限の尊重を持っているし、彼らに値するような事態ではなかった。
ライブストリームで試合を見たかった人々に対しては、会社は全額返金を行う義務がある」
試合を観戦する方法がテレビからインターネットへ、そしてモバイル機器へと移っていく現代。ユーザーの選択肢は増加しているが、その分「確実に放送する」ということが難しくなっているという弊害も呼んでいる。
【Qolyインタビュー】パリ五輪出場の東京ヴェルディMF山田楓喜、トッテナムのクルゼフスキを「自分の究極系」と語るワケ