チリ戦で審判に暴言を吐いたとして、FIFAから4試合の出場停止処分を受けたリオネル・メッシ。

このためメッシはアウェイでのボリビア戦に出場することができなくなり、チームは2-0で敗れた。アルゼンチンはワールドカップに向けた南米予選で大陸間プレーオフ圏内の5位に沈んでおり、本戦出場に黄色信号が灯っている。

そんなメッシといえばアルゼンチン代表のキャプテンであり、ガブリエル・バティストゥータを抜き歴代最多得点者にもなった。完全にチームの主力であるがメッシのいる、いないでチームの成績は大きく変わるようだ。

14試合を終えた南米予選での成績の比較はこちら。

【メッシ出場時】

6戦5勝0分1敗 9得点4失点

【メッシ不出場時】

8戦1勝4分3敗 6得点10失点

メッシが出場した際には大きく勝ち越し、メッシが出場しなかった際にはほとんど結果が出ていないことが分かる。

チームにおいてメッシに対する得点の依存度はそこまで高くないのだが(9ゴール中3ゴールがメッシ)、アシストやその他の面でやはりメッシは大きな支えとなっているようだ。

チリがベネズエラに勝利し、ウルグアイがペルーに敗れたことで、混戦模様となった南米予選。

アルゼンチンとしてはもう一試合も落とせないという状況だが、メッシ抜きでウルグアイ戦、ベネズエラ戦、ペルー戦を戦うのは非常に難しいミッションになりそうだ。

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