味の素フィールド西が丘で行われたJ3第3節のFC東京U-23対SC相模原の一戦。
試合は58分に小林幹がゴールをあげFC東京が1-0と勝利するのだが、その直後にピンチを救うビッグプレーがあった。
79分、チャンスを掴んだのは相模原。
麦倉捺木のクロスに川戸大樹が上手く抜け出し、頭で合わせようとするもこれはミートせず。するとこぼれ球を久保裕一が胸トラップからシュートを狙うのだが、DF柳貴博にブロックされる。
しかし、この時に柳をよく見てみると…
なんと腰、あるいはお尻のあたりでブロック!
フィールドプレーヤーが腰で決定機を防ぐのはかなり珍しいプレーだ。柳のこのプレーに対し相模原の選手たちはハンドを主張していたが、辛島宗烈主審は認めなかった。
なお、この試合でFC東京U-23のゴールマウスを守ったのが、今年青森山田高校からチームに加入したGK廣末陸。波多野豪がU-20日本代表に招集されているため出場機会を獲得し、この日がJリーグデビューとなった。
こんな場面も。
試合後、廣末は「後ろは体を張って(失点)ゼロに抑えたことによって点が生まれ、その後、相模原さんに押し込まれる時間が本当に多かったと思うんですけど、センターバック2人を中心に粘り強く守り切れたので、良かったかなと思います」と振り返っている。