「80、90%ではなく100%信頼できる」
間瀬秀一監督が愛媛FCの選手たちに、速読トレーニングを行った時の言葉だ。
そう言い切る速読トレーニングはサッカーとどう関わりがあるのか。トレーニングの教材を作っている株式会社SRJに話を聞いた。
愛媛FCの速読体験会の様子(SRJ提供)
― 「サッカー」と「速読」、その接点にぴんとこないのですが。
はい。サッカーと速読はまだ新しい挑戦になりますが、すでに他のスポーツでは盛んにトレーニングとして取り入れられています。
名前は出せませんが、野球では甲子園の常連校などですでに取り入れられています。
SRJ提供、速読が取り上げられたニュース記事たち
また、中日ドラゴンズの荒木雅博選手が速読を取り入れたことが、中日スポーツの一面を飾ったこともあります。(イチロー選手等の活躍もあって)「動体視力」という言葉が注目を浴びやすかったのかもしれません。
― 実際に、野球ではどのような効果が上がっているのでしょうか。
例えば、小学生で速読のトレーニングをすると、結果が良い子供は女子であっても時速150kmのボールにバットを当てることができたりします。野球から始まり、今ではサッカーなど、球技で採用されることが多いようです。
結局、スピードのあるボールを見ることができないといけません。そのために目を鍛え「眼力」を養うというところから速読トレーニングへ行きつくわけです。