19日、『The National』は元ウルグアイ代表FWディエゴ・フォルランの連載コラムを掲載した。
今回の話題は、現在ウェストハム・ユナイテッドから退団を求めていると言われるフランス代表MFディミトリ・パイェットの行動についてだ。
彼は古巣マルセイユへの移籍を希望し、認めないのであればもうプレーはしないと練習も拒否しているという。
それらについてフォルラン氏は以下のように書き、選手には様々な状況があることを理解しなければならないと主張した。
ディエゴ・フォルラン
「私は、ウェストハムのファンがパイェットに怒っている理由を理解できる。彼は昨季最高の選手だったし、ファンの心を掴んでいた。
彼の歌を歌い、信頼を与え、英雄にした。そしてもちろん、彼はゴールを決めて勝利に貢献した。
非常に誇り高いクラブであるウェストハムのトッププレイヤーであった。しかし、イングランドでもっとも大きなクラブではなかった。
彼は昨年2月には契約を2021年まで延長し、『この愛を続けていきたい』と言っていた。
しかし、愛と憎しみの間には僅かな差しかないのだ。甘い時間はすぐに酸っぱいものとなる。
今パイェットは退団を求めている。彼はサポーターに愛されている古巣マルセイユに戻りたがっている。ウェストハムのように、マルセイユは情熱的なファンがいることで有名だ。
それは強い後押しとなるが、パイェットがそこへ行きたがる理由は家族のことだ。多くの人々が、それに判断を下そうとしている。すべての事実を知らぬままに」