『Tuttosport』は3日、「イタリア・セリエAのインテルは、夏のマーケットに向けて1億5000万ユーロ(およそ180億円)を投資する準備がある」と報じた。
今季開幕前に中国の蘇寧グループが買収し、大きな資金力を獲得したインテル。ファイナンシャル・フェアプレーの制限から逃れられる今夏は、多額の投資を行う可能性が高いと言われている。
特に蘇寧グループが狙っているのは、選手の世代交代。特に若手を獲得し、中盤をフレッシュにしていきたいと考えているようだ。
獲得を検討しているのは、トリノのマルコ・ベナッシ、サッスオーロのロレンツォ・ペッレグリーニ、ウディネーゼのセコ・フォファナら。
逆にエベル・バネガなどのベテランは放出候補となっており、移籍リストに載せられる可能性が高いという。
同じように中国の資本を入れようとしているACミランは、その交渉がうまく行かず破談に至る可能性も示唆されている。
ミラン会長、中国への態度を硬化…「破談」も間近かhttps://t.co/Paw0mNr5v4 pic.twitter.com/kjJFf2m3va
— サッカーニュース Qoly(コリー) (@Qoly_Live) 2017年3月2日
その一方、早い段階で大企業と契約を済ませたインテルは、中国政府の規制などを上手く逃れることができた形となり、ライバル同士で明暗が大きく分かれることになった。