UEFAチャンピオンズリーグでバイエルン・ミュンヘンに1-5で敗れたアーセナル。アーセン・ヴェンゲル監督に対する風当たりも強くなるばかりだ。
そんななか、かつての教え子であるサミル・ナスリ(現セビージャ)が、ヴェンゲルについてコメントした。『Skysports』がその言葉を伝えている。
サミル・ナスリ
「彼のような人を批判することなどできない。それは不可能なことさ。
アーセナルはビッグクラブだったけど、彼がさらに大きくした。
人々はフェアにならなきゃいけないよ。
アーセナルがリーグで成功していないのは、彼のせいじゃない。ピッチに立っている選手(の責任)さ。結果を出していないのは選手だ。
彼について自分がなにか言うのは難しいね。彼にはかなりの借りがあるから。
俺がプレミアリーグに行けたのは彼のおかげだし、いいキャリアを送れているのも彼のおかげさ。
俺を信頼してくれたし、よりいい選手にしてくれた。
彼のもとでプレーした全ての選手は、(ヴェンゲルのもとを)去る時にはよりいい選手になっていると思うね。
(問題は)彼じゃないと思うな。アーセナルには多くの物事がある。アーセンだけじゃなく、選手、フロントなども精査する必要がある」