セビージャに加入後、すっかりチームの中心選手となったサミル・ナスリ。
そんなナスリに長期出場停止の処分が下るかもしれないという。英国『Independent』が伝えている。
Samir Nasri faces possible four-year ban as WADA demands urgent investigation into LA 'drip' treatment | @ianherbs https://t.co/G9lhnhwaEO pic.twitter.com/re90EONfG6
— Indy Football (@IndyFootball) 2017年1月5日
問題となっているのは、先月27日にナスリがロサンゼルスで受けたとされる静脈治療。
ナスリは"Drip Doctors"というクリニックを訪れ、静脈に1リットルの水分補給を行うなど免疫力を高める治療を行ったとされる。
しか、WADA(世界アンチ・ドーピング機関)のルールにおいては外科手術や入院、臨床検査の場合を除き、6時間以内に50ml以上の静脈注射を行うことは禁止されている。
そのためドーピング違反として認められる可能性があり、WADAはこの治療に関して調査を進めるという。
記事によれば、仮にこの治療がドーピング違反と認められた場合、ナスリは最大で4年もの出場停止処分を言い渡される可能性があるとのこと。ナスリは現在29歳。仮に制裁が決まれば、今後のキャリアに重大な影響をもたらす。
また、保有元であるマンチェスター・シティとしても他人事ではないようだ。
というのも、シティはセビージャからステヴァン・エンゾンジを獲得するためにナスリの売却を考えており、今後の補強にも影響が出てくるという。