ブンデスリーガ第21節、ヘルタ・ベルリンはホームで王者バイエルン・ミュンヘンと対決した。

原口元気も先発したこの一戦、先制したのはヘルタだった。前半21分、DFマーヴィン・プラッテンハートのフリーキックにFWヴェダド・イビシェヴィッチが飛び込みゴールゲット!

その後もヘルタが1-0とリードしたまま後半アディショナルタイムに突入。バイエルンはGKマヌエル・ノイアーまでゴール前に上げてラストチャンスにかけると、フリーキックのこぼれ球をロベルト・レヴァンドフスキが蹴り込みゴール!

劇的な形でバイエルンが同点に追い付き、1-1の引き分けでタイムアップとなった。ヘルタとしてはあと数十秒で勝利を掴めるはずだったのだが…。なお、原口は90分までプレーしている。

一方、土壇場で敗戦を免れたバイエルン。監督、選手たちはこう述べていた。

カルロ・アンチェロッティ(バイエルン監督)

「ここでは難しい試合になることは分かっていたよ。ヘルタは前半よかったし、相当なコミットメントを見せていた。

後半は違う展開になったね。我々はプレッシャーを強めた。我々のゴールはふわさしいものだった。最終的にはフェアな結果になったね」

フィリップ・ラーム(バイエルンDF)

「僕らはこの試合を勝ちにいった。チームがそれを欲していたことが見て取れたはずだ。

僕らはそれほど悪いプレーはしなかったよ。ライン間のスペースを見つけ出し、サイドでは頻繁に競争になった。

ラストパスが欠けていただけだった。だが、チームは最後まで信じていたことを見たはずだ」

トーマス・ミュラー(バイエルンFW)

「タイムアップを告げる笛の直前の同点弾は気分がいいね。でも僕らは勝ちたかった」

マッツ・フメルス(バイエルンDF)

「僕らはこの勝ち点を確保するために全てを出し尽くした。それに値したよ。

ヘルタは試合をスローダウンしようとしていた。なので(長めだった)アディショナルタイムに誰も不満は言えないよ。

僕らは全てを出し尽くした。最後まで信じていたよ」

【厳選Qoly】遠藤航の運命は…オランダ人監督に「プライドをズタボロ」にされ人生が変わった世界的スター5名