ルーマニア1部といえば、アストラ・ジュルジュに日本人MF瀬戸貴幸がプレーしていることで有名だ。
そんな中、現在14位のASAトゥルグ・ムレシュの観客数が悲惨なことになっていた。
11日に行われたポリ・ティミショアラ戦は観客71名!!!
(画像はsoccerwayによる)
試合2日前の9日に20時試合開始に時間変更がされた影響もあるだろうが、非常に寂しいニュースとなった。
ホームスタジアムのスタディオヌル・トランス=シルは積雪とピッチ状態の悪化によって使えず、車で2時間ほどとなるCFRクルージュの本拠地を使用することになった。かなり遠い場所、しかも寒いということもあり、2万人以上入るスタジアムにわずか71名しか入らなかったようだ。
元々トゥルグ・ムレシュは集客が良いチームではない。これまでも200名、300名という観客数が普通である。しかも、現在の順位14位は1部リーグ最下位、同地域の12月1月の平均気温は氷点下5度ほどとあればサポーターが及び腰になってしまうのも致し方ないのかも。
しかし、観戦していた71名がトゥルグ・ムレシュのファンだとすれば、彼らは相当な強者であろう…。
なお、公式webサイトでもポリ・ティミショアラ戦を「何も、何もありません」とレポートしている。ライセンス要件を遵守しなかったためトゥルグ・ムレシュは9、ポリ・ティミショアラは14の勝ち点減からのスタートとなっており共に勝ち点10で最下位を争っていた。