2017年2月11日から17日まで開催されているヨコハマ・フットボール映画祭2017がまもなく閉幕する。2011年の開始以来、同映画祭は多くのサッカー映画でフットボールファンを湧かせてきた。今年も魅力的なラインナップを揃えて、感動と興奮を届け続けている。映画の他に多くのイベントを開催している同映画祭の魅力を紹介する。
Trainer!
2/12[日]12:40- 上映、2/17[金]19:25- 上映予定
今年の映画祭で最も見応えがあった作品は「Trainer!」だ。内容はボルシアMGで旋風を巻き起こしたアンドレ・シューベルトを含めた若手監督3人を通じて、ドイツのサッカー監督事情に迫る内容だ。プロサッカー監督は、試合以外の仕事内容がベールに包まれている。
しかし、この映画は「監督とオーナー」、「監督と選手」、「監督とメディア」といったように監督を中心とした人間関係の詳細を明文化。さらに、監督のストレスとの向き合い方や資質など抽象的な部分も取り上げている。
また、ユルゲン・クロップやトーマス・シャーフなどの第一線の監督たちのコメントも興味深い。監督業を志す人間は一度視聴することをお勧めしたい。なお、同作品はNetflixでも視聴できる。