今週行われたチャンピオンズリーグのラウンド16では、大きなスコアの試合が相次いだ。それらはもはやファーストレグで結果が決まったかのようにも見えるほどである。
しかし、サッカーの見どころの一つが逆転勝利でもある。それが例え大きな差であっても、可能性がある。5分に5点入ることだってないわけではないのだ。
今回はこれまで3点差以上をひっくり返した大逆転劇を集めてみた。
チャールトン 7-6 ハダーズフィールド・タウン(1957年、イングランド2部)
De héroes a horribles (y viceversa): Charlton vs. Huddersfield (1957) http://t.co/wHldPnNMLP pic.twitter.com/gEvhLHUAIf
— La Refundación (@LaRefundacionOK) 2015年7月30日
英国サッカーにおいて最大の逆転勝利といえるのが、1957-58シーズンに行われたチャールトン対ハダーズフィールド・タウンの試合である。
あの名監督ビル・シャンクリーが就任したばかりのハダーズフィールドは、27分にレズ・マージーのゴールで先制し、アディショナルタイムに2点目。
選手の一人が肩を痛めたため10人となっていたチャールトン(当時は交代が認められていなかった)は、47分に1点を返す。
しかしハダーズフィールドがそこから3点を追加し、62分の段階で1-5となった。
ところが、そこからすぐにチャールトンが2点を返す。更に73分、78分、81分にゴールを決めて6-5と逆転に成功。
追いすがるハダーズフィールドは86分に同点ゴールを決めたが、チャールトンが89分に追加点。4点差からの大逆転劇となった。