『EUROSPORT』は4日、「レアル・マドリーのジネディーヌ・ジダン監督は、ポルトガル代表DFペペの去就について語った」と報じた。
長年レアル・マドリーの主力として活躍してきたDFペペ。昨年はチャンピオンズリーグ優勝、EURO2016制覇と重要なタイトルを手に入れた。
しかしクラブとの契約は今季限り。報道によればペペ側は複数年の延長を希望しているが、レアル・マドリーは単年を提示しており、両者の話し合いは進んでいないという。
そして、ペペの獲得に動いていると言われるのが中国の河北華夏幸福。大きな給与を準備して契約をまとめようとしているようだ。
チームを率いるジダン監督は以下のように話し、これまでの貢献を考えればペペの選択を尊重せざるを得ないと語った。
ジネディーヌ・ジダン
「もちろん、私はペペをこのクラブに残しておきたい。彼が望む限りは、レアル・マドリーに留まることができるよ。
彼はこのチームにおいて重要な選手であった。6月に何が起こるのかを見極めたいが、私としては彼に残って欲しい。
ペペは怪我から戻ってきて、徐々に良くなっている。シーズンの多くを欠場してきた。しかし、今彼は回復し、満足している。
彼は今レアル・マドリーで何が出来るかということだけ考えている。我々は6月に何が起こるのかを見る。
しかし、これまで彼が何年も我々のためにやってくれたことを考えれば、どのような決断になろうとも尊重しなければならないよ」