『Gazzetta dello Sport』は2日、「天津権健のファビオ・カンナヴァーロ監督は、アクセル・ヴィツェルらを獲得した件について話した」と報じた。
昨年中国2部の天津権健で監督に就任し、1年目で昇格に成功したカンナヴァーロ。
今冬はゼニト・サンクトペテルブルクからベルギー代表MFアクセル・ヴィツェル、ビジャレアルから元ブラジル代表FWアレシャンドレ・パトを獲得し、戦力を増強した。
カンナヴァーロは今冬の動きについて以下のように話し、価格を気にして選手を獲るように要求したことはないと語った。
ファビオ・カンナヴァーロ
「私は必要とされていると感じており、満足している。天津権健は多くを与えてくれる。自分は全権監督であり、それを気に入っている。エキサイティングだよ。
ピッチ上での組織から移籍マーケットでの動きに至るまで、私が全てを管理している。プロとして成長するため、私にとっては素晴らしい機会だ」
(イタリアのクラブは中国からのオファーを恐れている)
「本当かい?(笑)しかし、私はそこから選手を取ってきてはいないよ。せいぜいサンタクロースになれるくらいさ」
(ヴィツェルはユヴェントスを断って天津権健に加入した)
「ある点までは同意できるよ。しかし、私は選手を獲得する時に『それにいくらかかるんだい?』なんて最初に聞かないよ。
もちろんお金は重要だが、自分にとってはそうではない。野望を叶えるために何が必要か、それが重要な理由だ。アクセルは私のボックス・トゥ・ボックス・プレイヤーになるだろう」
(ニコラ・カリニッチは天津権健への移籍を拒否したね?)
「彼は私の4-3-3でファーストチョイスとなる考えだった。しかし、時に思ったようには進まないものだ。全ては上手く行っているように見えたが、数名の仲介業者が態度を変えた。
我々はまだ他の外国人を獲得することができる。中国ではまだマーケットが開いているからね。2月まではある。様子を見よう。
新聞に掲載されているよりも、オファーを出した数はずっと少ない。突然多くのトッププレイヤーの代理人から電話がかかり始めたのは事実だけどね」