『FourFourTwo』は29日、「バルセロナのルイス・エンリケ監督は、選手が中国に移籍することを賞賛した」と報じた。
この数年大きな資金力をもって存在感を高めている中国サッカー。移籍金や選手の給与においても世界トップレベルの記録を作り続けている。
しかしその一方でリーグのレベルが高くないことから、そこに移籍した選手に対して各方面から批判が行われることもしばしばである。
これらの風潮に対してバルセロナのルイス・エンリケ監督は以下のように話し、より多くのお金を得ようとするのは素晴らしいことだと語った。
ルイス・エンリケ
「選手たちが中国に行くという決断を下せること、そこで大きなお金を手に入れることは、素晴らしいと思うよ。
あらゆる職業において――君たちメディアも含めてね。人々は仕事を変え、より多くのお金を手にしようとしている。そこに何も言われない。
事実、友人はきっと賞賛するのではないかな?ああ素晴らしいねと。
しかし、サッカー選手だったらどうなる?『君は裏切り者だ、金の亡者だ』となる。奇妙な話だね。
私は、それは素晴らしいことだと思う。そして、それを決断した選手に拍手を贈りたい。
しかし、サッカーにおいてはそれらが悪いものに見られることは本当に奇妙だね」