今年も活発な動きのあった「デッドラインデー」。
しかし、スペインでは前代未聞の出来事が起きていたようだ。
その当事者になったのは、ベティスに所属していたウクライナ人FWロマン・ゾズリャだ。
📣 OFICIAL | El Real Betis y el Rayo Vallecano acuerdan la cesión de Roman Zozulia al equipo madrileño
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— Real Betis Balompié (@RealBetis) 2017年1月31日
ゾズリャは1989年11月17日生まれの27歳。
ドニプロ時代にはUEFAヨーロッパリーグの準優勝にも貢献したストライカーで、その活躍もあって昨夏ベティスへと移籍。しかし、新チームでなかなか出番に恵まれず、出場機会を求めて移籍先を探していた。
そんなゾズリャの目をつけたのが、2部に在籍するラージョ・バジェカーノ。現地時間1月31日(火)の午後10時33分、ベティスはゾズリャのローン移籍を公式サイト上で発表した。
しかし、翌日になってその移籍は解消となり、ゾズリャは急遽ベティスに戻ることになったという。一体どのような経緯があったのだろうか?
事の発端は昨年の夏。ゾズリャがドニプロからベティスに移籍した際のことだ。