さて、「2017JリーグDAZNニューイヤーカップ」は、明日2月2日(木)に宮崎ラウンドが開幕する。

こちらに出場するのは、鹿島アントラーズ(J1)、アビスパ福岡(J2)、V・ファーレン長崎(J2)、横浜FC(J2)の4チーム。注目は何と言っても、昨シーズンのJリーグ王者・鹿島だ。

昨シーズンは終盤、Jリーグチャンピオンシップからクラブワールドカップを経て今年元日の天皇杯決勝までフル稼働だった彼ら。休む間もなく、1月24日と26日の「2017Jリーグ アジアチャレンジinタイ インターリーグカップ」に横浜F・マリノスとともに出場し(結果は1勝1敗)、今回の「ニューイヤーカップ」。そして、今月下旬にはAFCチャンピオンズリーグとJリーグが開幕する。

王者の宿命とも言えるハードスケジュールだが、補強の方もその分強烈だ。

柴崎岳の移籍が決まった中盤には、Jリーグ屈指のMFレオ・シルバ(新潟)を獲得。さらに、元ブラジル代表FWレアンドロ(パルメイラスから期限付き移籍)、FWペドロ・ジュニオール(神戸)、FW金森健志(福岡)、DF三竿雄斗(湘南)、GKクォン・スンテ(全北現代)らを加え、選手層はかなり厚くなった。J1連覇、さらにはまだ手にしていないACLのタイトルに向けて準備は万端といった印象だ。

今回の宮崎ラウンドでは様々な選手を使ってくるはずで、昨年ブレイクしたFW鈴木優磨のようにきっかけを掴んで飛躍していく若手選手も現れるかもしれない。また、福岡、長崎、横浜FCの3チームにとってもJ1復帰・昇格を目指すための腕試しとして、願ってもないJ1王者との対戦。宮崎の地が熱く燃え上がることは間違いない。

宮崎ラウンドの日程は以下の通りとなっている。

■2月2日(木)
11:00 横浜FCvs福岡
14:00 長崎vs鹿島

■2月4日(土)
11:00 福岡vs長崎
14:00 鹿島vs横浜FC

■2月6日(月)
11:00 長崎vs横浜FC
14:00 鹿島vs福岡

※時間はキックオフ。会場はいずれもKIRISHIMAハイビスカス陸上競技場(宮崎県総合運動公園陸上競技場)。

注目点として、今回の宮崎ラウンドは沖縄ラウンドと違い、今シーズンのJ1仕様で試合中継が行われる予定。カメラの台数が従来の6台から9台に増え、Jリーグではこれまでなかったような角度からの映像も導入されるという。これは楽しみ!平日に4試合が組まれていることから、外出先でWi-Fi環境を見つけて『DAZN』で視聴というのも捗りそうだ。

不安も残る『DAZN』だが、サービス開始からまだ半年足らず。「百年構想」を掲げるJリーグだからこそ、今後10年間を『DAZN』とともに過ごす気持ちでまずは前向きに取り組むことが大事だろう。個人的にも、これを機会に新たなサッカーの楽しみ方を色々と模索してみたい。

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【外部リンク】DAZN 公式ホームページ

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