自陣のゴール前でド根性を見せたMFが話題だ。
先週末に行われたブンデスリーガの第17節、シャルケ対インゴルシュタット戦は0-0のまま後半へ。
ゴールがほしいシャルケはエリック・シュポ=モティングが右サイドから得意のドリブルで仕掛けるのだが…
対峙していたインゴルシュタットMFホジェルがしっかりと守り、最終的にはピッチに倒れながらも「ノド」でボールをコントロール。この意表を突いたプレーにシュポ=モティングは一瞬ボールを失い、ホジェルはコーナーキックにした。
プレーが切れた後、首を捻る仕草を見せたホジェルが印象的だ。空中でボールがノドに当たることはあっても、地上のボールをノドでコントロールする機会はそうないはずだ。勝利への執念が伝わってくるようなプレーである。
そんなこの試合の幕切れは劇的なものとなった。
後半アディショナルタイム、この冬ニュルンベルクから加入したギド・ブルクシュタラーが一瞬の隙を突き決勝点!
ブルクシュタラーはこれがシャルケでのデビュー戦であり、ブンデスリーガの初舞台でチームを勝利に導いたのであった。