ミニブレイクを終え再開したリーグアン。

5連覇を目指す3位のPSGはレンヌ戦を0-1で勝利すると、先週末は0-2でナントに勝利。公式戦で6連勝を飾ったのだが、このゲームでは非常に珍しいプレーがあった。

赤いユニフォームのPSG、MFマルコ・ヴェッラッティにご注目(「Youtubeで見る」からご覧ください)。

前半、0-1とリードしたPSGは自陣でゆっくりとボールを回す。

GKケヴィン・トラップがパスを出すと、ボールを受け取ったヴェッラッティは周囲に相手選手がいないのを確認。すると何を思ったのかピッチにしゃがみ込み、頭を使ってこのボールをトラップに返したのだ。

静止画で見た時のインパクトはなかなかのものだ。

この時ヴェラッティはフリーであり、その状況判断能力やパス精度を考えれば、前方の選手にパスを通すこともできたはず。考えれば考えるほど理解に苦しむプレーである。

日本サッカー協会が発刊している「サッカー競技規則 2016/17」の第12条「ファウルと不正行為」には、間接フリーキックに関して以下のような記述がある。