20日、オーストラリア・Aリーグ第16節のフライデーナイトマッチが行われ、シドニーFCが2-0でアデレード・ユナイテッドを破った。
FULL TIME | Another game, another win and another clean sheet for @SydneyFC. Who will stop them? #SYDvADL #ALeague pic.twitter.com/DSr4lzxsI2
— Hyundai A-League (@ALeague) 2017年1月20日
序盤はやや苦戦したものの、後半に入ってから13分で元清水エスパルスのアレックス・ブロスクが先制点をゲット!
さらにその直後にもミロシュ・ニンコヴィッチが追加点を決め、2点のリードを守りきって勝利をあげた。
今季のAリーグを席巻しているシドニーFCは、これでなんと開幕から16試合で12勝4分けと無敗を維持。もちろんこれはリーグ記録である。昨年末にはやや調子を崩していたが、敗れたのはFFAカップのメルボルン・シティ戦だけだ。
しかも、16試合を終えての失点数はわずか7。1試合あたり0.43というとんでもない守備の堅さを見せているのだ。
チームを率いている元ベガルタ仙台のグラハム・アーノルド監督には欧州行きの噂もあったが、チームに残る方針を明らかにしており、今季は安泰だ。
他にも同じく仙台に所属していたGKダニー・ヴコヴィッチも活躍を見せており、新戦力の元ブラジル代表FWボボも7ゴールとすぐに結果を残している。
2位のメルボルン・ヴィクトリーとは既に8ポイントの差をつけており、レギュラーシーズン優勝の可能性はかなり高くなっている。
日本では充実した時間を過ごせなかったグラハム・アーノルド監督であるが、Aリーグ史上初の「無敗優勝」を達成して世界に名を轟かせられるか?
【Qolyインタビュー】パリ五輪出場の東京ヴェルディMF山田楓喜、トッテナムのクルゼフスキを「自分の究極系」と語るワケ