14日、『Talksport』は「元フランス代表DFミカエル・シルヴェストルは、ディミトリ・パイェットが移籍を求めて練習をボイコットしたことを批判した」と報じた。
古巣マルセイユへの移籍を求めてウェストハムの練習をボイコットしていると言われるフランス代表MFディミトリ・パイェット。その態度には各方面から大きな批判が巻き起こり、スラヴェン・ビリッチ監督も問題があることを公にしている。
しかしクラブは彼の放出を拒んでおり、マルセイユからの大きなオファーにも応えるつもりはないという。
『The Players Lounge』に出演したシルヴェストル氏は、後輩でもあるパイェットの行動について以下のように話し、サンテティエンヌ時代にも同じようにボイコット騒ぎを起こしていたことを明らかにした。
かつてマンチェスター・ユナイテッドやアーセナルでプレーしたシルヴェストル氏は、現役引退後フロント業に転身。しかし昨年12月にレンヌのスポーツディレクターを退任しており、現在はフリーの身である。
ミカエル・シルヴェストル
「彼は退団したいのだろう。しかし、あれは誰もやるべき方法ではない。
監督や経営陣を納得させなければならないのだ。適切な理由でチームを離れる時が来たとね。
ストライキなどするべきではないよ。それはトッププレイヤーが取るべき態度ではない。
スラヴェン・ビリッチ監督は明確だった。彼らは大いにサポートしてきた。ウェストハムが与えたものによって、ディミトリはフランス代表でも素晴らしい役割を果たせるようになった。
したがって、そこには大きな借り、恩義があるということを感じられるはずである。そして、あれは裏切りである。
それは選手が素晴らしい道を進めるかどうかという点にかかってくる問題だ。彼がこれをやるのは2回目だ。
思い起こせば2011年、彼はサンテティエンヌでプレーしていたとき、パリ・サンジェルマンに移籍したくて練習をボイコットした。その時のオファーは700万ユーロ(およそ8.5億円)だった。
ディミトリにとってはボイコットが習慣になっているのだろう。そして、それは良いことじゃない」