イングランド・プレミアリーグのウェストハム・ユナイテッドは、「スラヴェン・ビリッチ監督は、フランス代表MFディミトリ・パイェットを売りたくはないと話した」と報じた。

昨年行われたEURO2016でも活躍を見せ、一時はレアル・マドリーなどへの移籍も噂されたパイェット。しかし、今季ウェストハムは苦戦続きで、13位と低迷している。

パイェットに対しては古巣のマルセイユが大きな額を提示しているとも言われており、今冬もその去就が噂になってきた。

そして今回スラヴェン・ビリッチ監督が記者会見で明らかにしたところによれば、パイェットはすでに退団を申し出ているという。報道によれば、すでに練習には参加していないとも。

ただ、ウェストハム側としては彼をこのタイミングで売るつもりはなく、いつか戻ってきてくれることを期待しているとのことだ。

スラヴェン・ビリッチ(ウェストハム監督)

「これまでも言ってきた。我々のベストプレイヤーを売りたくはないと。

しかし、ディミトリ・パイェットは我々とともにプレーしたくはないようだ。我々は彼を売るつもりはないが。

私は会長と話した。そして、これはお金の問題ではない。我々は彼と長期の契約を結んだ。なぜか?我々は彼に残ってほしいからだ。

我々は彼を売るつもりはない。全面的にだ。これはお金の問題でも、それ以外でもない。我々はベストプレイヤーを残したいのだ。

私は彼が戻ってきてくれること、再び信頼関係や決意を見せてくれることを期待している。チームが彼に対して見せてきたようにね」

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