このほど、スウェーデン代表とスロバキア代表との親善試合がUAEのドバイで行われた。結果は、スウェーデンが6-0と圧勝している。
欧州主要リーグはシーズン中とあって、スウェーデンはほぼ全員が国内組というメンバー。そんななか、スウェーデン代表史上最年少ゴールが生まれた。
前半19分、AIKソルナに所属するFWアレクサンデル・イサクが決めた得点がこれ。
身長190cmを誇るイサクは、NEXTズラタン・イブラヒモヴィッチと評される逸材だ。すでにレアル・マドリーもオファーを送ったという彼は、1999年生まれの17歳。
1月8日に行われたコートジボワール戦で代表デビューを果たしており、この日が代表2試合目だった(先発は初)。
『aftonbladet』によれば、スウェーデン代表の最年少得点記録を105年ぶりに更新したとのこと(17歳と114日という情報も)。
試合後には「エリア内でボールを受けて、押し込んだだけさ。いつも通りに考えた」と語っていたという。そして、記録については知らなかったそうだ。
そんな彼について、ヤンネ・アンデション監督もこう讃えていた。
ヤンネ・アンデション(スウェーデン代表監督)
「そうだね、イサクは歴史を書き換えた。私は驚いていないよ。
彼はかなり成熟しているし、落ち着いている。(人々は実際には)こんなに若いとは思わないだろう。
彼には“目”がある。人がどこにいるか分かっている。そして、解決法を見出す。
いいやり方で体も使えている。まだそれほど強くないにもかかわらずね」
イサクは昨年2月にプロデビューすると、昨季のスウェーデン1部リーグで二桁得点をマーク。本家イブラでも成し得なかった最年少代表得点まで決めてしまった彼には更なる注目が集まりそうだ。