10日(日本時間11日7時)にリオ五輪・男子サッカーで日本代表と戦うスウェーデン。彼らには意外な事実がある。
スウェーデン代表は、今大会へ向け50名以上もの選手に招集拒否をされた。2015年のU-21選手権で優勝した時にスタメンだった選手は数名しかおらず苦しい状況が伝えられている。現地の新聞を見ても男子の五輪サッカーについてはほとんど取り上げられていない。女子サッカーの方が多いのではないかと思うほどだ。
その中で選ばれた18名の選手だが、多くが移民で構成されている。下記のリストを見てみよう。
リオ五輪 スウェーデン五輪代表 選手名と祖先の出身地
アレクサンデル・ミロシェヴィッチ(セルビア)
パ・コナテ(ガンビア、ギニア)
ノア・スンドベリ(ガンビア)
アブドゥル・カリリ(パレスチナ)
ロビン・クアイソン(ガーナ)
ムアメル・タンコヴィッチ(ボスニア)
アストリト・アイダレヴィッチ(コソボ、アルバニア)
ケン・セマ(DRコンゴ)
ミカエル・イシャク(アッシリア人)
ヴァルミール・ベリシャ(アルバニア)
合計人数は実に10人、チームの半数以上が移民の息子たちである。