今月14日に開幕するアフリカネイションズカップ2017。
日本ではあまり注目されない大会だが、知っておきたい3つのことをまとめてみよう。
1. 開催地は初のガボン
まずは基本情報をおさらいしよう。
アフリカネイションズカップは、文字通りアフリカ王者を決定する大陸選手権。1957年に開幕し、今年は31回目を迎える。
同大会は1968年大会から偶数年に行われていたが、2013年の南アフリカ大会から開催年を奇数年に変更。そのため、2012年と2013年には2年連続で行われている。
日本では「アフリカネイションズカップ」として知られているが、正式名称は"Africa Cup of Nations"。AFCONと略すのが一般的だ。
今回の開催地はガボンである。
ガボンは中部アフリカに位置する共和制国家で、ピエール・オーバメヤング(ドルトムント)が代表選択をしたことでも知られる。その他にもディディエ・エンドング(サンダーランド)やマリオ・レミナ(ユヴェントス)など、有名チームに所属する選手もいる。
ガボンでの単独開催は初めてのことで、首都のリーブルビルをはじめ4都市が会場となる。
本大会には16チームが参加し、4チーム×4グループのグループステージを勝ち抜いた計8ヵ国が準々決勝に進出。初出場はギニア・ビサウのみで、16チーム中8チームに優勝経験がある。
なお、2015年大会の優勝チームはコートジボワール。ガーナとの決勝はPK戦にまでもつれ込み、11人目が蹴る接戦となった。次回の2019年大会は、ガボンの隣国であるカメルーンで行われる。