今季のリーガ・エスパニョーラでいわゆる“三強”に割って入るだけの活躍を見せているセビージャ。
先週末はホームでマラガ相手に4-1と快勝したのだが、勝利を決定付ける3点目を演出したパスが素晴らしかった。
2-0とリードして迎えた34分、最終ラインでボールを回していたセビージャ。
するとサミル・ナスリが後方にまでポジションを落とし、味方からボールを受けると自陣からダイレクトでスルーパス!
このボールがマラガ守備陣の間を抜けていき、右サイドで大きく張っていたガブリエル・メルカドのもとへ渡り、このパスを受け取ったウィサム・ベンニェデルがしっかりとゴールを決めた。
この時マラガの選手たちはしっかりと2ラインを敷き守備陣形を整えていたのだが…小さな“門”を見逃なさいナスリのセンスは流石だ。サミル・ナスリの素晴らしいスルーパスにエスタディオ・ラモン・サンチェス・ピスフアンはどよめき、ゴールが決まると興奮の坩堝と化した。
なお、このゲームでは清武弘嗣に出場機会は回ってこなかった。