『Mirror』は、「リーガ・エスパニョーラのバレンシアは、マンチェスター・ユナイテッドのアルゼンチン代表DFマルコス・ロホを獲得しようとしている」と報じた。
現在、マンチェスター・ユナイテッドはディフェンスの大型補強に動いていると言われる。そのターゲットはベンフィカのスウェーデン代表DFヴィクトル・リンデレフ。
センターバックと右サイドバックをこなす187cmの長身DFは、弱冠22歳でありながらも代表でレギュラーを務める期待の若手である。
2012年に加入したベンフィカでは長くBチームでのプレーに留まっていたが、昨季中盤から出番を獲得し、今季は最終ラインで中心的な役割を担っている。
彼に対してマンチェスター・ユナイテッドは3800万ポンド(およそ54.4億円)という大きな額を提示してチーム間の合意を取り付け、既に契約は間近になっているという。
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— utdreport (@utdreport) 2016年12月23日
そして、その状況を利用しようとしているのが、現在スペインで残留を争っているバレンシアであるという。
ピーター・リム会長はマンチェスター・ユナイテッドと関係が深い人物として知られている。そして、スポーツディレクターのヘスス・ガルシア・ピタルク氏が直接マルコス・ロホの代理人を説得に向かっているとのことだ。
バレンシアは1400万ポンド(およそ20億円)の資金を用意しているようだが、モウリーニョ監督はロホの放出には前向きではないと言われており、今のところ交渉は難航しているようだ。