6位:岡崎慎司(日本/レスター・シティ)
どんなスター選手も、素晴らしい支援無くしては輝けない。その支援を行える選手が岡崎慎司であり、レスター・シティのおとぎ話を支えた人物だ。
ブンデスリーガで長くプレーしてきたことから、レスターの中では比較的欧州でよく知られた選手であるが、そんな彼が陰に回っていた。ゴール数はともかく、重要な節目で常に不可欠な存在だった。
岡崎は、代表ではもう少しの成長が必要だ。日本はアジアでの強豪として知られるが、厳しいグループでもがいている。岡崎のような人物がチームを引っ張っていくことが重要だろう。
5位:ハンマディ・アハマド(イラク/アル・ジャウィヤー)
AFCカップ決勝は多くの理由によって忘れられない試合となった。インドの空軍を母体とするバンガロールFCも、初めてのタイトルを狙っての戦いだった。
意気揚々と戦うバンガロールと戦ったアル・ジャウィヤーで、違いを作ったのはハンマディ・アハマドだった。彼はこの試合の70分に決勝点を奪い、大会16ゴールというとんでもない記録を打ち立てた。
ディフェンダーを打ち破るスピードとテクニックを兼ね備えた数少ない選手の一人。イラクはサッカーの面では良い瞬間を経験してきた。ハンマディ・アハマドの活躍も、すぐに忘れられるものではないだろう。