岡山 一成

出場年度:2009年
所属クラブ(当時):浦項スティーラーズ(韓国)

2008年、Jリーグのトライアウトを受けていた男が、その1年後には世界一を決める大会のピッチに立っていた。

2009年に海を渡り、韓国の浦項へ加入すると、いきなりACLで優勝。同年12月のクラブワールドカップにも出場し、3位決定戦のアトランテ戦では主将も務めチームの勝利に貢献した。

「岡山劇場」はどこへ行っても健在。38歳となった今もJFLの奈良クラブにおいて、「奈良劇場総支配人」を務めつつ現役選手としてプレーしている。

三浦 知良

出場年度:2005年
所属クラブ(当時):シドニーFC(オーストラリア)

我らがKINGカズ。来年には50歳を迎えるが、今も現役で走り続ける“生ける伝説”だ。

トヨタカップが実質的にFIFAクラブワールドカップ(当時はFIFAクラブ世界選手権)になった2005年、日本人として初めて同大会に出場した。ここでも先駆者に!

この年の7月に横浜FC入りしたカズは11月にゲストプレイヤーとしてAリーグのシドニーFCにレンタル移籍。12月に行われたFIFAクラブ世界選手権ではサプリサ(コスタリカ)との1回戦、アル・アハリ(エジプト)との5位決定戦にいずれもフル出場した。

当時のカズは38歳という年齢。ちなみに、シドニーFCの一員としてあのドワイト・ヨークも来日しており、これも日本のファンとしては嬉しい出来事であった。

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