8日に開幕を控える「FIFAクラブワールドカップ ジャパン2016」。
各大陸の王者が集い“地球一”を決める国際大会だが、2007年に開催国枠が設置され、日本ではその年のJリーグ王者が出場することになっている。
だがそれとは別に、海外クラブに所属しながらクラブワールドカップに参戦した日本人選手もいる。今回はそんな4選手をご紹介しよう。
岩本 輝男
出場年度:2006年
所属クラブ(当時):オークランド・シティ(ニュージーランド)
ベガルタ仙台時代、「Jリーグ史上最高」とも言われる40mクラスの直接フリーキックを突き刺したことで知られる“テル”。
負傷のため一時は現役から離れていたが2006年にオークランド・シティへと加入し、日本でのクラブワールドカップで2試合に出場した。結局2敗で大会を終え、岩本は現役を引退。現在ではAKB48の熱狂的ファンとしてTVに取り上げられることも。
岩田 卓也
出場年度:2012、2013、2014、2015年
所属クラブ:オークランド・シティ(ニュージーランド)
もはやクラブワールドカップ&日本人といえば岩田卓也。代名詞と言ってもいい存在だろう。彼とオークランド・シティのチャレンジは、日本と縁が深いこの大会の歴史そのものでもある。
2012年に初めて出場してから4大会連続参加。今季で5年目だ。それだけオセアニアチャンピオンズリーグを制覇しているというのも本当に凄いことである。2014年に3位という結果を残したのは、まさにその継続がもたらしたものだと言えよう。