2016-17シーズンが開幕して3ヶ月。
シーズンは中盤戦に差し掛かっており、後半戦への折り返しを間近に控えたリーグもある。
そんななか、欧州5大リーグにおける今季のトレンドを『WhoScored』が紹介している。
Is playing in Europe a disadvantage for the continent's top clubs? https://t.co/126284zxdi By @WhoScored pic.twitter.com/WQD63wics4
— Guardian sport (@guardian_sport) 2016年11月29日
こちらは、欧州5大リーグにおける上位6チームの顔ぶれだ。
上位6チームと言えば、一般的にはCLやELの出場権争いをしている状況にある。これからのリーグを盛り上げる存在と言って良いのだが、その多くが今季UEFA主催コンペティションを経験していないという(白文字が該当チーム)。
ビッグクラブを数多く抱えるプレミアリーグやリーガ・エスパニョーラは例外だが、たとえばセリエAでは上位6チーム中4チームが、ブンデスリーガではバイエルンを除く5チームが欧州のカップ戦を戦っていない。リーグアンでもレンヌ、ギャンガン、ボルドーといったチームは昨季のリーグ戦で中位以下であった。
これは即ち、「欧州カップ戦を戦いながらリーグ戦でも善戦するのが難しくなっているのではないか?」ということを示唆している。
実際に、今季CLに初出場しているレスターはプレミアリーグで残留争いを強いられており、ELに参加したサッスオーロはセリエAで16位に沈んでいる。
また、仮に予備予選やプレーオフラウンドで敗れ本戦に進んでいない場合でも、それだけシーズンの始動は早まっており、チームの歯車を狂わせている可能性がある。
シーズン半ばとは言え、各国のリーグ戦がどう進んでいくのか注目だ。
【Qolyインタビュー】パリ五輪出場の東京ヴェルディMF山田楓喜、トッテナムのクルゼフスキを「自分の究極系」と語るワケ