小野 伸二

出場した年：1994年（優勝）

現所属：コンサドーレ札幌（J2）

この大会の前年に行われたU-17世界選手権でベスト8の好成績を残した日本。しかし自国開催であったため、予選を突破して出場したわけではなかった。

そんな日本サッカー界に新たな道を切り開いたのがこの世代の選手たちであり、そのチームを操っていたのが“天才”小野伸二である。

出場権のかかった準決勝のオマーン戦は、残り10分を切って2点ビハインドという絶望的な状況にあった。しかし小野が上手くボールを受けてオマーンの選手を退場に追い込むと、そこから山崎光太郎が立て続けに2ゴールをマークし同点に。延長戦で高原直泰のVゴールによって悲願の初出場を決めた。

日本は決勝で開催国カタールを下し、大会初優勝を成し遂げている。

この大会で輝いた小野、高原や稲本、小笠原、遠藤らいわゆる「黄金世代」は1999年のワールドユース（現U-20ワールドカップ）で準優勝に輝くなど、A代表でも中核を担っていくことになる。

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